英語のミステリーを読むならこれ【おすすめ洋書11冊】

英語のミステリーを読むならこれ【おすすめ洋書11冊】

英語力を向上させるための効果的な方法の一つが、多読です。

多読を成功させるためには、自分が好きなジャンルの本をたくさん読むことが重要です。

ミステリー小説といえば、アガサ・クリスティーやアーサー・コナン・ドイルといった有名な作家を思い浮かべるかもしれませんが、まだまだ知られていない隠れた名作がたくさんあります。

今回は、英語で楽しめる lesser known なミステリー小説11冊をご紹介します。

 

1. 「The Moving Toyshop」 - Edmund Crispin

あらすじ

オックスフォードを舞台に、詩人のリチャード・キャドゲンが偶然出くわした玩具店で殺人事件が発生。次の日、玩具店が消えてしまうという謎に、探偵ギデオン・フェルが挑む。ユーモアと知性が織り交ぜられた推理劇。

おすすめポイント

ユーモラスで風変わりなキャラクターが登場し、軽妙な語り口が魅力。ミステリーの枠を超えた文学的な楽しみも味わえます。

2. 「In the Woods」 - Tana French

あらすじ

アイルランドの小さな町で、子供の失踪事件から20年後、同じ場所で少女の遺体が発見される。捜査に当たる刑事ロブ・ライアンは、過去の事件との関連を探りながら、自身の記憶と向き合うことになる。

おすすめポイント

心理的な描写が深く、キャラクターの心の葛藤がリアルに描かれている。緊張感あふれるストーリー展開が魅力。

3. 「The Sweetness at the Bottom of the Pie」 - Alan Bradley

あらすじ

1950年代のイギリス。11歳の天才少女フレーヴィア・ド・ルースは、自宅の庭で死体を発見し、父親の無実を証明するために独自の調査を開始する。化学の知識を駆使した彼女の推理が光る。

おすすめポイント

天才少女探偵フレーヴィアのユニークなキャラクターと、50年代の英国風情が魅力的。読んでいて楽しい軽快なミステリー。

4. 「Still Life」 - Louise Penny

あらすじ

カナダの小さな村スリー・パインズで、地元の愛される教師が弓矢で殺害される。ベテラン警部アーモンド・ガマッシュが調査に乗り出し、村に隠された秘密に迫る。人間関係の複雑さを描いた作品。

おすすめポイント

温かみのある描写と、人間ドラマが深く描かれている。カナダの美しい風景描写も魅力の一つ。

5. 「The No. 1 Ladies' Detective Agency」 - Alexander McCall Smith

あらすじ

ボツワナで最初の女性探偵事務所を開いたプレシャス・ラマツウェが、数々の事件を解決する。彼女の機知と直感で、地元の問題を解決し、心温まる結末に導くストーリー。

おすすめポイント

エキゾチックな舞台設定と、登場人物の温かみが特徴。ミステリーというよりも、ヒューマンストーリーとして楽しめる。

6. 「A Morbid Taste for Bones」 - Ellis Peters

あらすじ

12世紀のイングランド、修道士カドフェルが遺骨を巡る殺人事件を解決する。カドフェルの知識と観察力を駆使して、修道院と村人たちの間に隠された謎を解き明かす中世ミステリー。

おすすめポイント

中世ヨーロッパの歴史背景が興味深く、独特の世界観に引き込まれる。カドフェルの人間味あふれるキャラクターも魅力。

7. 「The Quiche of Death」 - M.C. Beaton

あらすじ

ロンドンから引退し、田舎で静かな生活を始めたアガサ・レーズンが、地元の料理コンテストで死者が出たことから、探偵として事件を解決することに。コミカルで親しみやすいミステリー。

おすすめポイント

コミカルなストーリー展開と、主人公アガサの個性的なキャラクターが楽しい。軽快に読めるミステリー小説。

8. 「The Cuckoo’s Calling」 - Robert Galbraith

あらすじ

有名モデルが自殺とされていた事件に、探偵コーモラン・ストライクが異議を唱え、独自の調査を開始する。複雑な人間関係を描きながら、真相に迫る現代ミステリー。

おすすめポイント

人間関係の複雑さや、キャラクターの深い描写が秀逸。予想外の展開が続き、読者を引き込む。

9. 「The Yard」 - Alex Grecian

あらすじ

19世紀末のロンドン、スコットランドヤードの「殺人班」が、ロンドン中を震撼させる連続殺人事件に立ち向かう。歴史的な背景を基にした重厚なミステリー。

おすすめポイント

ヴィクトリア朝時代のロンドンの雰囲気がリアルに描かれており、歴史とミステリーが融合した物語が魅力。

10. 「The Unquiet Dead」 - Ausma Zehanat Khan

あらすじ

トロントで発見された死体が、バルカン半島の戦争犯罪に関連していることが判明。ムスリム女性警部のエスマ・カドリッチが、過去の戦争の影響を探りながら事件を解決する。

おすすめポイント

戦争の歴史的背景を絡めた深いテーマが特徴。異文化理解と人間の複雑な心理を描いている点が新鮮。

11. 「A Beautiful Blue Death」 - Charles Finch

あらすじ

19世紀のロンドンで、社交界に出入りするアマチュア探偵チャールズ・レノックスが、毒殺された女性の死の真相を追う。ビクトリア朝の社交界と陰謀が絡み合うミステリー。

おすすめポイント

ビクトリア朝時代の社交界と陰謀を巧みに描いており、歴史的背景を楽しめる。上品な文体と深いキャラクター描写が魅力。

 

結びに

以上、英語で楽しむ lesser known なミステリー小説11冊をご紹介しました。どの作品も独特の魅力があり、読み応えのあるものばかりです。英語力を向上させたい方や、新しいミステリーの世界を開拓したい方におすすめです。ぜひ、手に取ってみてください。

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